2014年11月11日

郷土博物館主催 観察会のお知らせ


11月は毎週いそがしいぞ!!!

11月16日、29日は浦安市郷土博物館主催の観察会がありますよ!
ぜひお出かけください!

◎浦安市日の出地区での野鳥観察会
11月16日(日)9:00〜12:00
浦安市郷土博物館 集合解散
講師は行徳野鳥観察舎友の会理事長 東 良一氏!!

◎「浦安市の樹木探訪会」市内の樹木をめぐる!
11月29日(土) 9:00〜12:00 
舞浜駅 集合解散
講師は樹木医 有田 和實 氏!!

いずれもお申し込みは、電話か直接博物館受付で
電 話:047−305−4300

☆野鳥観察会は、浦安水辺の会・三番瀬を大切にする会・浦安自然まるごと探検隊との協力事業です☆

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箕輪義隆さん作品展「かも展」のお知らせ


船橋三番瀬海浜公園での観察会でおせわになったこともある
箕輪義隆さんの作品展「かも展」が原宿 積雲画廊にて開催されますよ〜。ぜひ!!
2014年11月19日(水)〜11月24日(月)まで 11:00〜19:00  最終日は17:00まで

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2014年10月07日

みんな来てね!三番瀬クリーンアップ大作戦2014


今週末、12日はいよいよ4年ぶりの「三番瀬クリーンアップ大作戦」ですよ。

われら探検隊も協賛団体として微力ながらお手伝いの予定です。



そして報告しそびれていましたが、先月13日には『三番瀬に親しむ市民のつどい』が開催され
探検隊も三番瀬の報告をしました。浦安市から三番瀬の現状などの報告もありました。

DSC_0508.jpg

そして最後には「三番瀬環境保全理念」のお披露目も!
大作戦当日に三番瀬で発表がありますので、ぜひご注目ください!


posted by まるごと at 22:34| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

来週末イベントのお知らせ:三番瀬に親しむ市民のつどい 〜私たちの三番瀬へ〜

探検隊も一主催者となって、来週末に三番瀬日の出干潟の今後を考える
シンポジウムが開催されますよ!お気軽にご参加ください!

三番瀬に親しむ市民のつどい 〜私たちの三番瀬へ〜

日時 2014年9月13日(土)午後2時30分
会場 浦安市民プラザWAVE101中ホール

定員 当日先着80人
内容 「市民団体による三番瀬の紹介や 浦安三番瀬環境保全理念について 」
   
現在、三番瀬に隣接する日の出地区に、約2qの遊歩道の整備が進んでいます(今年度末に完成予定)。
待望の緑道が完成すれば、三番瀬は、これまで以上に市民にとって身近な存在となるでしょう。
緑道の整備を機に、三番瀬に「環境保全理念」を掲げる看板が設置されます。
浦安市と浦安市民の協働により設置に至ったこの看板について、これまでの経緯や文言についての説明を行なうと共に、さらに多くの市民に親しまれる海となることを願って、この「つどい」を開催します。

問合せ 浦安市環境保全課
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2014年04月05日

探検隊流、干潟のお花見!?

PS_Capture555.jpgfacebookに写真をUPしましたので右からごらんください。http://on.fb.me/1mLVFuu



今日は探検隊の有志で、お隣の行徳野鳥観察舎友の会の桜を見る観察会へ参加してきました晴れ。ちょうど花見のシーズンとあって、参加者数は老若男女大変な賑わいでした。

 ここ行徳湿地はもともとは海だった場所に後背湿地を再生した場所で、基本的に植栽はせずに自然のままに任せています。

 「そんな場所に桜が生えているなんて!?」と思いませんか
 実は自然のプロである野鳥観察舎の人たちも、桜が生えていることは知ってはいたものの最近までそれほど気にかけていなかったようです。けれど、2011年に数えてみると、想像をはるかに超えた300本以上?あり、さらに増えているようです。どのようにして増えたのでしょう?花見をしながら、桜という名前が何を指すのかを考えてみると、街路樹とは全く違う増え方がよくわかりました。
 
 日本にある桜はおよそ10種ですが、このうち日本の山で普通に見られ変異が多くピンクがかった色をもつヤマザクラと、海岸に強く、香りがあり白い花が咲くオオシマザクラ、そして早咲きのカンヒザクラの3種のいずれかに主な起源をもつと考えられるものが行徳では見られます

 木の1本1本にそれぞれ個性があり、香りのよいもの、花が大きいものなど千差万別です。花を見ながら人によって、この木が好きとか、あの木のほうがいいとか、どの起源だろうかなど色々な意見を交わせ、とても趣がある花見となりました。

 そして、どうやらこれらの木々が同じ「桜」と呼ばれているけれど、がくの切れ込みや毛の有無などを調べて種類が明らかに違うものもあれば、親同士が異なる種類のものが混ざり合っているものが多そうであることがわかります。

 このように別々の種や交雑した種がいることを考えると、街路樹のようにクローンではなく種子で増えていること。そして、種子を運べる何者かによって増えているようです。おそらく種子を噛み砕かずに実と一緒に飲み込んでしまう鳥でしょう。
 
 観察会では桜の別の一面も見られました。よく桜は弱いと言われることもあるが、それは多くの品種が全く同じ遺伝子をもったクローンで増やされているため。
ここの桜は木1本が種からでた1個体で、それぞれ大きくなるまでに異なる環境の試練を受けていますから、場所場所で違った枝や根の張り方をしていて、とても力強く生きています。
 桜は根を張る深さが浅いようですが、コンクリートの縁に沿うように根を伸ばすものや、田んぼの真ん中に生えてきたもの、海岸に生えていたが震災で崩れてそれでも干潟の上で生きているものなど、生き生きとした様子を見ることができました。
 
 桜の他にも桜餅の香りのするハルガヤや、雄花ばかりで不思議なアケビの花、出始めの花芽の様子や、まだうごきの鈍いトビハゼなど春の干潟を楽しめました。
posted by まるごと at 22:47| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月21日

「沿岸域総合管理のモデル教育カリキュラム」連続講座

最近東京湾関連のイベントが多いように思います。

既に途中ですが、以下の連続講座があるようです。
https://www.kaiyodai.ac.jp/event/1101/17472.html
ご興味がある方がありましたらぜひご参加ください。



海洋政策研究財団支援「沿岸域総合管理のモデル教育カリキュラム」連続講座

期間:2012年10月04日〜2013年01月24日

海洋政策研究財団支援
東京海洋大学大学院合同セミナー
「沿岸域総合管理のモデル教育カリキュラム」連続特別講座

 本講座は、海洋政策研究財団の「総合的沿岸域管理の教育カリキュラム等に関する調査研究事業」の成果を活用したものです。日本の沿岸域総合管理をリードする第一線の講師陣が毎週全国から来校し、各専門分野の経験を生かした講義を行います。

開催日時:平成24年10月4日(木)から全15回 毎週木曜18:00〜19:30
場所:東京海洋大学、2号館、100B教室
聴講料:無料
※東京海洋大学以外の方々も聴講可能(事前申し込みは不要です)

日付講座講師
2012年10月4日(木)沿岸域総合管理連続特別講座ガイダンス
〜沿岸域総合管理はなぜ必要か〜海洋政策研究財団常務理事
寺島紘士
2012年10月11日(木)海洋総合的管理政策概論+海洋管理政策特論
〜沿岸域総合的管理の考え方とその手法:国内関連法制概括〜放送大学副学長
横浜国立大学名誉教授
来生新
2012年10月18日(木)海洋基礎生態学特論
〜海洋の基礎生産と生態系:富栄養化と肥沃化はなにが違うのか?〜高知大学副学長
深見公雄
2012年10月25日(木)生態系機能学特論
〜沿岸生態系の機能と生態系サービス〜琉球大学教授
土屋誠
2012年11月1日(木)陸域海域相互作用特論
〜沿岸生態系の相互関連性〜琉球大学教授
土屋誠
2012年11月8日(木)応用海洋物理学
〜里海創生論〜九州大学教授
柳哲雄
2012年11月15日(木)陸域海域相互作用特論
〜里海づくりにおける陸域と海域の関連性〜広島大学名誉教授
松田治
2012年11月22日(木)沿岸域工学特論
〜海浜地形変化、津波と対策施設の機能〜日本大学教授
小林昭男
2012年11月29日(木)沿岸域計画特論
〜ウォーターフロント開発とミチゲーション制度〜日本大学教授
横内憲久
2012年12月6日(木)沿岸域社会学特論
〜沿岸集落による地先の海の利用と管理〜東海大学准教授
関いずみ
2012年12月13日(木)国内海洋管理関連法特論+国際海洋管理法制特論
〜海洋基本法・基本計画と沿岸域の総合的管理〜横浜国立大学特任教授
(一社)海洋産業研究会常務理事
中原裕幸
2012年12月20日(木)合意形成概論
〜合意形成の理論と制度〜東京大学教授
城山英明
2013年1月10日(木)海洋と沿岸域に関するリテラシー特論
〜海洋と沿岸域に関するリテラシーの考え方〜東京海洋大学准教授
佐々木剛
2013年1月17日(木)海洋環境保全学特論
〜沿岸海域の環境諸問題:原因、メカニズム、そしてその解決策〜高知大学副学長
深見公雄
2013年1月24日(木)沿岸域総合管理とキャリア形成
〜東アジア海域における沿岸域総合管理の取り組み〜海洋政策研究財団研究員
脇田和美
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2012年01月04日

三番瀬にいってきました

R0011431_三番瀬夜20111210_s.jpgR0011825_26_コア三番瀬20111224_s.jpg12月に三番瀬にいってきました。
潮の引きはあまりよくなく、凧を飛ばした時の写真と同様に干潟の沖の部分だけが干出していました。
3人干潟に入っており、二人は鋤簾を、一人はルアーをやっていたようです。
写真を添付いたします。

地震後の干潟の変化を調べるためにコアサンプリングを実施しました。

コアは40-50cm刺さりましたが、取れたのは35cmくらいで添付の写真のように表層5-10cmの所に貝殻の層があります。サンプリングの際も貝殻がたくさん見られたのでこれが津波後に死んだものかもしれません。
6月時点で見られた浮泥は一部のくぼみに泥っぽい部分があったほかはほとんどみられませんでした。
posted by まるごと at 18:54| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月24日

三番瀬は地震で沈んだか?

三番瀬の地形変化について下記のような大きな地盤の沈下か砂の動きがあったとの報道がなされています。

朝日新聞(http://mytown.asahi.com/areanews/chiba/TKY201104190614.html


読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20110517-OYT1T00122.htm?from=tw

私自身は引っ越してしまったので確認できていないのですが、5月に入って、三番瀬クリーンアップの方からも浦安地先の現場が干出している写真を、干潟の研究者の方からもこの大潮で三番瀬周辺を見て回ったところ、多少の地形の変化はあるものの報道されたような大きな変化は見られなかったとの報告をいただきました。

というわけで、報道は本当だったのか?
潮位データから比較してみました。

1725405889_71.jpg


まだ速報値で校正された値ではないので注意が必要ですが、
図の赤色は潮位の予測値(天文潮位)
http://www.data.kishou.go.jp/db/tide/suisan/suisan.php
青色は実際に観測された潮汐(速報値)
http://www.data.kishou.go.jp/db/tide/sokuho/genbo.php
どちらも気象庁の東京の験潮所の標高値データに基づいて示しています。
(同ページの潮位偏差をみても同じ情報が得られます)

朝日新聞の報道で千葉県と浦安市が測定したとされる4月の20日前後(朝日新聞)の大潮時の観測値が全体的に20cm程度高い傾向にあります。その前後の大潮の期間はそれほど変わらないようです。2010年の同時期と比較すると4月に同様の高潮時期が見られています。この原因について正確な理由はまだわかりませんが、この時期の低気圧や南風の影響で潮自体あまり引かなかった可能性が考えられます。(4月に観察された方からもその時期低気圧だったという話をうかがいました。なお、2010年の干潟の潮位による変化について、浦安自然まるごと探険隊でビデオをUPしています。http://www.youtube.com/user/urayasusizentanken#p/a/u/2/BkaRyEWiKJ0

ちなみに、クリーンアップの方からお送りいただいた写真を見る限りでは、若干干潟の高いところが少なくなって全体がならされた印象はうけました。現地では貝がいつもとは違う場所にも押し寄せたりしているそうです。なので、砂がいくぶん流されるなどして、多少の潮位の違いでも干出しずらくなった可能性は考えられますが、報道されているような数十センチもの変化はなさそうです。

どなたか4月20日前後の干潟が引かなかった様子を観察された方は、できれば写真と日時などをお見せいただけると比較ができるので助かります。


浦安にいる方は目の当りにされたかと思いますが、浦安以外でも、湾岸地域や造成地ではかなり被害がでているようです
http://dbx.cr.chiba-u.jp/GDES/20110311/#liquefaction)。
東北地方はもちろんですが、湾岸地域もより良い形で復興ができるよう、何かできることからはじめていけたらと思っています。

(山)
posted by まるごと at 20:43| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月09日

コウモリイベントのお知らせ〜埼玉県立川の博物館〜


昨年8月のコウモリ観察会でお世話になった大沢さんが関わられる
コウモリの特設展、観察会が埼玉県立川の博物館で開催されるそうです。

http://www.river-museum.jp/

観察会は4/23だそうです。

浦安のコウモリは、いつごろ冬眠から覚めるでしょうか??


IMG3.jpg
posted by まるごと at 21:34| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

[参加報告]ニッセイ財団 助成研究ワークショップ、地域住民の協働による東京湾沿岸域管理モデルの構築をききにいってきました。

まるごと探検隊の活動とは直接関係はないですが、シンポジウムに参加してきましたので報告致します。

 このプロジェクトでは社会科学と自然科学を1つの研究チームとする研究が行われており、江戸前ESD協議会という団体で活動をしています。今回のワークショップはその成果発表にもあたるものでした。
 本シンポジウムでは報告と総合討論に別れており、報告の前半は水の動きや富栄養化、プランクトン、魚類に関する長期データを中心として研究の視点から解説されました。
 後半は東京湾を体験すると題して、漁業と管理や釣り、環境教育についての実践とその結果の科学者の観点からのまとめについてご報告いただきました。
 最後に東京湾を考えると題して、科学のコミュニケーションのありかた、大学でできることについて報告があった後に、総合討論が行われました。


 特に印象に残ったものとして、報告の前半では神田氏らによる、湾央でリン酸塩制限になる時期が近年見られるほど水質指標の一部は改善しているが、実験的結果からも湾央でとった堆積物からの溶出も夏場にあり、これは酸素があると溶出しにくいようだというご報告でした。今まで貧酸素の水塊の予報などもでていましたが、個人的には実際に測定した例はあまりきかなかったので、普段見えない海の中を実験的に見られた点が斬新でした。その他に、プランクトンについては、1980年代から優占する種類が頻繁に変化していることが示されていましたが、その要因についてはまだ謎のままのようで興味を引かれました。
 また、後半では、ハゼ釣りに老若男女が沢山集まっている1980年代の写真にインパクトがあり、現在小学生から様々な世代を対象にしてこのプロジェクトで行っている活動の様子を見ることができました。特にその様子はビデオ・ICレコーダーによる記録と分析が行われ、どのようにして知識や興味を増やしていくのかを教育学の視点から分析するとしていました。
 沿岸管理の話を踏まえ、総合討論では大学と博物館・科学館やインタープリター、漁師との協働について議論が行われ、様々な連携事業の意義、その結果テレビや受講者の受賞など波及効果があることなど、もっと特色を出すことなど今後の発展性についても示された、一方で今後の持続性についてはまだ一定のコンセンサスはなく様々な課題とアイディアがだされました。

今後のまるごと探検隊の活動についても、江戸前ESDの活動はもちろんですが、どのように地域や大学と協力していくかや、人々の意識がどう変化するかなど参考になるのではないでしょうか。


(山)
posted by まるごと at 18:27| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

生物多様性条約第10回締約国会議:その2

■会議の概要1
 報道などで周知されていますように、今回の主要議題について、名古屋議定書、愛知ターゲットといった成果が掲げられています。
 前者は、遺伝資源の利用から得られる利益の公平な配分(ABS)についての国際ルール。具体的な利益配分は個別の契約とするとし、最終的に数カ国が批准はできないとしたものの、事前の会合での決裂が心配されていただけに、合意自体が大きな成果だとされています。また、後者は2020年までの目標に関する取り決めで、保護区の面積を陸域の17%、海域の10%とするといった具体的な数値目標を掲げた点が注目されています。これら2つと同時に資金動員メカニズムも採択され、新たな基金の設立が謳われています。
 具体的な合意の内容とその評価については公式のホームページ(CBDサイト
http://www.cbd.int/nagoya/outcomes/;現在まだ全体会合の意見が反映される前のバージョン)や、自然保護団体のBlog(http://www.nacsj.or.jp/diary2/)、報道などによるまとめを参照していただくことにして、このような国際会議において、合意がどのようにつくられたのか、生々しい報告をしたいと思います。

 合意文書の具体的な作られ方はおおむね次のようでした。各合意文書案はSBSTTA(サブスタ;科学技術助言補助機関)と呼ばれる補助機関の中で各国政府実務者や関連団体・研究者ら(といっても自然科学の議論はあまり多くなく、政策が中心)で検討されている。その結果を元に、条約事務局(CBD)が事前に対立点を整理したたき台となる文書案を準備している。文書案は合意できる部分だけでなく、対立やニュアンスが異なる部分については複数の選択肢や括弧書きの状態で提示されている。実際の会議では全体会合(プレナリー)の後はワーキンググループに別れ、その中で、各国の代表(主に外交交渉官ら)が選択枝の何番が良いか、括弧を入れるべきか外すべきか、文章の対案や盛り込んで欲しい文章案があるなどと、意見を提案する。
 提案は議長の承認の下に順番に受け付けられ、別途文書を提出することや、再度意見することもできる。見たところ事前にある程度調整し、他は各席にある発言ボタンを押した順番のようである。各国の代表者は発言ごとに、議長や開催国への謝意を述べ、自国の事情や取り組みをここぞとばかりにアピールしてから、文書に反映すべき具体的な意見を述べるのが通例のようで、たいてい1セット3時間の時間内に議長が予定してた人数の発言は終わらない。さらに、各国の意見が終わった所で、締約国以外のNGO(政府以外の組織)にも意見を述べる機会が与えられる。NGOの中には環境団体はもちろんだが、国連の下の国際機関なども含まれ、重要な意見が出ることも多い。私が傍聴したワーキングでは全体が珊瑚礁の議論に偏りがちであり(これについては多くの発言者が先進国の予算措置が必要といいつつも保全に前向きな発言であった)、沿岸、深海や沖合など様々な視点からのモニタリングプロジェクトがある点とそれらの反映の仕方について具体的な意見が環境団体から提案された。また、CBDの上部組織に当たるUNEP(国連環境計画)の方からは、関連する国際条約の何条のどの部分との整合性がとれているかなど、国際法の観点からの意見が提案され、非常に有意義であったが時間の都合で次のセッションに持ち越しになった。

 このように、延長が相次いでしばしば公表されているタイムテーブルとのずれが生じますが、これは想定内で、会議の後半は会場を空けてあり、随時必要な部分を審議できるようになっています。また、意見に大きな違いがある場合は議長を中心とする非公式の協議の場が設けられ、これらの協議は連日深夜まで行われていました。
posted by まるごと at 12:22| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

生物多様性条約第10回締約国会議に行ってきました。

はじめに
 生物多様性とは、80年代後半にできた造語ですが、その概念は以前から用いられていたため、以降急速に受け入れられました。そして、人間活動に伴う生物多様性の損失とその結果もたらされる生態系サービスの劣化についてはいくつもの実例と共に、今や多くの人が認めるところです(ミレニアム生態系評価
MA http://amzn.to/dzTtUy)。しかし、多岐にわたる人間活動が影響を及ぼすため国際的な枠組が重要な役割を果たします。1972年の国連人間環境会議以降、UNEPを中心に国連の場で多くの国があつまり、いくつかの環境問題を解決・管理してきました。そのような背景の下、生物多様性条約という物が存在し、193カ国・地域が批准しています。
 そして2010年10月に生物多様性条約第10回締約国会議(通称COP10;コップテン
気候変動の条約と区別するためCBD-COP10とも呼ばれる)が行われました。この締約国会議は通常2年ごとに開催され、条約や議定書の修正・採択や、施策の計画・進行確認などを行います。今回の会議は2006年のCOP8で策定された2010年生物多様性目標の評価という節目の会議にあたり目標の達成状況、次の目標の策定、また以前からの悲願であった議定書(protocol:国家間で結ばれる国際法上の広義の条約(条約法に関するウィーン条約第1条(a))参照)の決議として、遺伝子資源の利益配分を中心とした議論が行われました。
 国内の自然保護活動とも関わりの深い次期目標(愛知ターゲットと命名された)については、国別に達成目標が配分されてはいないものの、各締約国の努力が評価されることとなり、国内でも昨年環境省が「生物多様性民間参画ガイドライン」を策定するなど(http://bit.ly/9hVlUK)、日常の消費活動やあらゆる事業活動と関わるようになりつつあります。仕事の関係で、随行する機会を得たので会議の概要と会場の様子を数回に分けてご報告します。
posted by まるごと at 00:45| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

三番瀬関係会議

三番瀬うごいていますね.環境学習委員会のヒアリングに行く予定です.

7/14(金)  ・第13回三番瀬再生会議 18時〜20時30分  新浦安WAVE101 「三番瀬再生計画(事業計画)について」
7/23(日)  ・第14回三番瀬再生会議 10時〜17時 海外職業訓練協会(OVTA) JR海浜幕張駅 徒歩8分
「三番瀬再生計画(事業計画)について」
7/24(月) ・第3回環境学習施設等検討委員会   場所、時間未定
posted by まるごと at 01:14| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

■三番瀬再生計画案

県の再生計画案が出ました.


円卓会議の内容が網羅的かつ簡潔に記載されているはずです.
今後この計画案を元に事業計画が作成される予定ですのでそれを念頭に必要に応じて各自でコメントしましょう.
31日までにパブリックコメントを受け付けています.=>こちら

なお浦安自然まるごと探検隊では浦安市や千葉県,東京湾などへの政策提言に関してミーティングなどで意見交換を行っております.ぜひご参加ください.



posted by まるごと at 17:01| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | そのほかのイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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